2011-01-01から1年間の記事一覧

[風俗] 遊郭 赤線 青線(8)−12 吉原遊郭 裏方従業員

先日の吉原旧遊郭跡の残滓探訪でソ-プランドの店先で客引きする吉原名物黒服さんを見て、遊郭時代の若い衆(わかいし),妓夫太郎(ぎゅうたろう)を思いだしました。やはりこの街独特の仕来たりが今でも受け継がれているのでしょうか?遊郭時代の見世先で今…

[風俗] 遊郭 赤線 青線(7)−12 現代吉原遊郭変遷 ソープ街を歩く

昭和32年売春防止法執行で吉原の紅灯は消えた筈でしたが、現代ではソープランドの都内屈指の地域です。トルコ風呂と称した初期は、どの程度のサービスかは多少は知識も在りましたが、現代のソープの密室の中の事は私には手が負えません。 広重 名所江戸百…

[時事]  浜岡原発停止要請の結末!

管総理が無能力を露呈し、災害対策、外交、更には日本国の経済困難を助長する権力居座りを続ける!その姿は歴代総理を枚挙しても、探す事は出来ません。この首相を選出した民主党の責任も大きいものがあります。 特に民主党地方議員、党員による圧倒的な支持…

[交通流通][昭和] 昭和モータリゼーション(3)−8 オート三輪は戦後のヒーロー 

敗戦後、重要施設は占領軍に接収され敗戦国民は焼け跡にバラックを建て、食なし、職なし、住居なし、オールナッシングの東京でした。当時の飢餓社会は昭和21年(1946)5月19日皇居前広場に25万人が参加し食料メーデーが開催されます。占領下とは…

[江戸][産業]  江戸リサイクル優等生浅草紙と浅草海苔、トイレットペーパーの因縁。

スカイツリーテレビ塔もどうやら全容を現し完成に急ピッチの段階です。 おそらく観光資源として浅草、大川(隅田川)、向島の三位一体でお江戸文化がクロズアップされる事になるのでしょう。…… 太古の昔、海の中からお出ましになった聖観音菩薩像の信仰が江…

[地域][交通流通][歴史]  羽田空港由来談

かの寅さんのセリフ《やけのやんぱち、日焼けの茄子(なすび)私や入れ歯で歯が立たない》…羽田空港は今や成田を凌駕する大空港に変貌中です。が私には飛行機に乗る必要も、御用も無く、ましてやピカピカの大建築は苦手な存在で”歯が立たない”となりました。…

[事件事故] 鉄道大事故 (1)−2  D51蒸気機関車暴走と三河島事故

現代でも熱烈な蒸気機関車フアンは絶えることなく多数存在いたしますが、私も昭和34年頃、山陽本線の徳山や北海道小樽で踏み切りを通過するC62蒸気機関車の巨体をなぜか甘い記憶として今でも残っております。…… 18世紀から19世紀に英国に興った産業…

[人物][地域][歴史]  お江戸日本橋今昔(3)−3 長谷川時雨の世界と小伝馬町囚獄の実態

それでは今回は日本橋三井タワーの交差点(街道追分)を右折して日光街道、奥州街道に入り江戸時代の日本橋の中心地大伝馬町へ移動します。……その前に日本橋には徳川家康入府以前に被差別民の頭領”弾左衛門”が日本橋室町(日本橋尼店)に居を構えお仕置き場…

[地域][歴史] お江戸日本橋今昔 (2)−3

江戸幕府制定の五街道の中心点「日本橋」北詰めから日光街道、中山道、奥州街道、甲州街道が始り、南詰めからは東海道となります。 今では橋の北詰め交差点に三越の新館が建てられ流石に三井さんの城下町の感が致します。さらに旧街道の変わり果てた姿?の中…

[地域][歴史]  お江戸日本橋今昔 (1)−3

東京では昔から広大な地域が日本橋と称しております。橋を中心にした概念的な日本橋一帯以外でも、現在地名に日本橋を冠している町は隅田川畔にまで及ぶのです。町名を揚げてみますと、日本橋大伝馬町、日本橋小伝馬町、日本橋兜町、日本橋茅場町から日本橋…

[将軍家][人物][歴史]  家康公逝去と日光移葬

”茶茶、初、江”の浅井三姉妹は織田信長の家臣であった秀吉や家康とはかなり接点が在った様に考えられております。特に”江”は秀忠に嫁するまで四度の婚姻も秀吉の采配にようるもので、徳川秀忠正室となって将軍家光を生し、女児和子は後水尾天皇の中宮として…

[天災][地域] 東京都市災害(3)−6 海中都市東京

お江戸以来の大川、隅田川や縦横に運河のはしる街東京東部地区の河畔には、近年瀟洒な親水プロムナードが造られ美しい水面、洋々たる大川の小波が足元まじかを洗い、心癒される環境は地方はおろか東京都心ならではの得難い良さが楽しめるようになりました。…

[天災][時事] 東日本大震災(3)−3 大新聞社は、

すでに震災から一ヶ月が経過いたしました。日本国の責任者管総理の行動は国政なく国民はさらになく、只々国会発言の”石に噛り付いても辞めない”と権力指向を強めるばかりです。一方、政権樹立に手を貸したメディア(大新聞社)も国家権力構築のイニシアティ…

[時事][天災] 東日本大震災(2)−3 福島第一原発事故とマスメディア

マスメディアと云いましてもこの場合は大新聞社を指しております。なぜでしょうか? 誰しもが既に御案内の事、読売新聞社→日本テレビ、朝日新聞社→テレビ朝日、毎日新聞→毎日放送、サンケイ新聞社→フジテレビ、日本経済新聞社→テレビ東京 とTV局と放送局も…

[歴史][人物] 本当の水戸黄門さま(2)ー2 実像は語る

東京都庭園後楽園(小石川水戸藩邸)につきましては水戸藩2代藩主徳川光圀が朱舜水に心酔し、その意見と設計を取り込んだ庭園で円月橋、西湖堤など中国風物を組み込み、また神田川上水を引き入れております。また庭園内には密かに「陰陽石」を据えておりま…

[歴史][人物] 本当の水戸黄門さま(1)ー2 作話の人物

福島県選出の渡部恒三民主党最高顧問さんは自ら政界の水戸黄門を任じ新聞と昵懇の仲間として発言しておりましたが、福島原発事故以来、所在も定かでないようです。私も福島原発と政治家の絡みをWebでチェックすると…渡部恒三と甥の県知事佐藤雄平糾弾で大騒…

[天災] 東京都市災害(2)−6  江戸東京の災害

大地震から一ヶ月の月日が経過、想像を絶する被害が白日の下に晒されております。さらに強力なボディブロー原発事故は三次災害か、人災か?日本国復興も容易ならない事態が考えられます。地震列島といわれる日本は自然災害も、また多く地震に台風、気象冷害…

大地震 福島第一原発 政治家

権力の座の死守が一義的な管総理にとっては政治とは『私の、私による、私の為の政治』、国民は不在な様子です。また『最小不幸宰相』を目指しているのでしょう。かれは得意げに「最小不幸社会」が目的などと文化性の乏しい無能表現で宣言をしております。日…

[天災][時事] 東日本大震災(1)−3 福島第一原発と学者先生 政治家

東北関東大地震の深刻さは日時が経過する程に顕著化してまいります。しかし、単に地震災害の復興事業であれば、莫大な予算により国内経済の活性化も考えられますが、原発事故の影響、放射線汚染問題と電力不足の足かせは日本経済の沈滞に拍車をかける状態に…

[天災][地域] 東京都市災害(1)−6 東京災害と空襲

日毎に悪化する福島第一原発は、何処ぞの大学から出てきた御用学者さんの人体安全論と裏腹に深刻度をましております。 特に海水汚染の現状は看過できない状況になって居り水産業はもとより外航船舶の日本出港船舶の外国入港拒否の例も聞き及んでおります。政…

[寺社][地域][歴史]  巣鴨界隈(2)−2 四谷怪談、振袖火事由縁のお寺

被災地の苦労は一向に回復出来ず私達の心も沈滞するばかりです。ましてやf福島原発の対処も深みにはまるばかり、放射能汚染国日本の風聞が世界認識にならない事を願うばかりです。この期に及んで無念なのが政治資質を全く欠く権力指向一本の国家指導者です。…

[風俗] 遊郭 赤線 青線(2)−12 著名文士と青線、遊郭の女達

江戸時代の遊郭から人身売買の通用した戦前までの遊女達の社会は事情で身売りされた娘達ですが、非情な苦界の手練手管を身に付け善女、悪女、普通の女と、更なる両極端さえ存在した様子ですが、詳しくは現在でも遊郭の女を題材にした『古典落語』の噺でしょ…

[風俗] 遊郭 赤線 青線(1)−12 著名文士が接した赤線の女達

未曽有の東北関東大震災による慟哭の災害映像から犠牲者、遭難した人々に手を合わせるばかりです、哀悼せずにブログを始めるわけにはゆきませんでした。 …… 災害地の情報を追いながら放心的な日々でしたが、ブログで更にエスカレートは面白く無い事、そこで…

[時事]  もうはまだなり、まだはもうなり 平成23年

株など相場の格言で何方様も耳にした事があるかと思います、人生の格言と同じ事、結果論的な言葉かも知りませんが!。 個人的体験では素人の株売買は情報不足が第一番、環境の解析不能などで結果的には投機的行動に流れ勝てない理由かと思います。…馬鹿者!…

[地域][世情]  巣鴨界隈(1)−2 おばあちゃんの原宿、地蔵通商店街

変な組み合わせです! 巣鴨界隈には”とげぬき地蔵通り”や四谷怪談と振袖火事に由縁のあるお寺さんが存在します。 先ずはおばあちゃんの原宿と云われる地蔵通りの散策から始まりです。 JR巣鴨駅前の広い道が国道17号線、白山通りを北に歩くと直ぐ左に逸れ…

[人物] 明治と維新の時代(6)−6 近藤勇終焉板橋宿始末

JR埼京線板橋駅東口前広場の向かい側には新撰組近藤勇、土方歳三、永倉新八の巨大石碑の墓が祀られております。 この一帯は板橋宿の下宿(平尾宿)の外れで近藤勇終焉の地…新政府軍に処刑された地域になります。 ちょっと気になったのは江戸帰還後、局長と…

[事件事故] 明治と維新の時代(5)−6 疑惑の女官達(孝明天皇急死事件)

前回の続きです。 公家岩倉具視の朝廷追放の経緯、経過を解明してまいりましたが。 孝明天皇の突然の逝去に関しては、その状況から毒殺死か病気死かが大きな問題として、延えん今日まで論じられてまいりましたが、帝の急死直後からの岩倉具視の行動を調べま…

[事件事故] 明治と維新の時代(4)−6 脆弱な歴史観《孝明天皇急死事件》

昔からの諺”勝てば官軍負ければ賊軍”などとよく使われた言葉ですが、尊王を掲げ勝利した薩長土肥と公家の連合軍の最大の目的、王政復古の根源を問われる事件が起っていたのです。 徳川幕府の末期、幕末時代の天皇は孝明天皇ですが、尊皇攘夷の風潮の時代とは…

[不条理] 明治と維新の時代(3)−6 薩長新政府の文化破壊

明治維新の改革は近代国家日本国の勃興期として意義のある時代と評価されております。 しかしながらこの時期は又封建的な大日本帝国の草創期でもあり、…ちょっと見逃せない策謀として、維新戦争の勝者の薩長公家は国家支配に神様、、、神格化した天皇を絶対…

[地域][風俗] 横須賀事情(9)−9 横須賀のオンリーさん

阿木耀子作詞 宇崎竜童作曲のダウンタウン ブギウギバンドの歌が以前ありましたが、戦後の横須賀の街を説明するのにピッタリのイメージと思います。 敗戦以来帝国海軍の壊滅で産業らしき物は皆無の街にNAVY相手の外人バーが唯一 活気のある商売でした。 昭和…