2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

[人物][将軍家] 渋沢栄一(1)−5 幻の16代将軍徳川昭武と渋沢栄一

何ごとも不透明な時代とは云え、どうやら近頃の世情は『…だろう』とか『…可能性がある』が流行りだして、原発や地震の専門知識を蔑ろに政治家さんが騒がしいようです。 また、最近一斉に地震学者さんが統計学者に変身したのか、地震記録や頻度を持ち出して占…

[地域][将軍家]  幻の将軍徳川昭武と松戸市 

私の感覚では松戸の町に”過ぎたる物が一つある”と云えるのが、千葉県松戸市の戸定邸と云う国指定重要文化財があります。 この建物は15代将軍徳川慶喜の弟、徳川昭武が明治維新後の明治17年(1884)に建て生母秋庭と住んでいた屋敷で、16代将軍に擬…

[地域][歴史]  横須賀事情(4)−9 海上自衛隊の創設期とU.S NAVY

神奈川県の中小都市として軍港の顔をもつ横須賀市が存在いたしますが、地域の展望も現状持続と考えられます。 山がせまったリアス式海岸線に沿う市街の地形的な制約は変わりようなく経済活動の選択肢は殆どないように思えるのです。但し軍港としての経済価値…

[地域][歴史]  横須賀事情(3)−9 海軍遺構と長浦港自衛艦隊

日本国と云う曖昧国家の曖昧組織が自衛隊とされます。 世界有数の防衛予算を必要とする自衛隊は軍隊でもなく交戦権もありません。… 発足以来、昭和30年代は税金泥棒とは自衛隊員の代名詞だったのです。 先頭に立って違憲集団と非難罵倒を集中させていた大…