2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

[地域][事件事故] 水戸天狗党 (6)−6 栃木宿 凶行の経緯 

栃木市は蔵の街とも云われ巴波川(うずまがわ)舟運でお江戸や関東各地と物資交流で繋がり江戸時代屈指の商都で日光東照宮造営にも関連して、技能職人が多数定着していた文化都市でもありました。例幣使街道の道筋や江戸近代の蔵、木造洋館など多数の建築物…

[地域][歴史] 水戸天狗党 (5)−6  栃木市の痕跡 太平山 

寒さも遁れた陽春4月、新緑のお山から下界を一望しようと発念、馬齢を重ねた身体に鞭打って峻嶽踏破?…を心差し標高なんと341mのハイキングコース栃木の太平山を徘徊しました。 大平山信玄平の展望 6月になると賑う場所が、咲き乱れるアジサイ坂で山頂…

[時事][地域] 富岡製糸場(3)−3遂に横浜原三渓の所有に

官営富岡製糸場は明治5年開業以来30年を経過後の明治35年に2代目所有者三井家から横浜屈指の生糸貿易商原富太郎(三渓)に三重製糸所、名古屋製糸所、大崎製糸所と共に譲渡されます。この取引で生糸に関しては三井は貿易に専念、原合名会社(原三渓)は大製…

[時事][地域] 富岡製糸場(2)−3 経緯と群像 三井家へ払い下げ

今回は明治新政府により官営富岡製糸場が莫大な国費をかけて創られたのかを具体的に調べてみました。…唯一の外貨獲得で富国強兵国家建設を目的に高品質生糸生産の発想ですが、現実には維新後、日本生糸の品質低下でイギリス、フランスで悪評されていた事実が…