2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

[地域]  港ヨコハマ(4)−6 横浜の下町 中区の今昔

横浜市を構成する庶民の町に寿町があります。前時代の港湾荷役に係わる横浜市の重要な労働者の住む街で、寿町は更に中区の街々の象徴的な存在でもありました。即ち、過っての横浜という大港湾都市の住民のネイティブランド的雰囲気が中区の存在感かと思いま…

[地域] 港ヨコハマ(3)−6 コンテナ革命と街の現象

海運のコンテナ革命が起る以前の横浜旧市街は上陸した船員の憩いの街として酒と女性の歓待場所のバーなど夜の飲食店が繁盛し港町の風情がありました。昭和30年代には海運界を席捲したギリシャ系船主所有のギリシャ船の入港が多くギリシャ人船員相手のバーが…

[地域] 港ヨコハマ(2)−6 時代は終わった!激変メカニズム

その昔の横浜港はかなり狭く現在の瑞穂埠頭(ノースピア)と山下埠頭の内側を結ぶ線上の沖合いに内防波堤とその先端に赤灯台、白灯台があり、沖取りブイ係留の貨物船(カーゴ)の林立するデリックの垣間に望見できました。この一帯が前時代の港で、現在の横…

[地域] 横浜今昔(1)−6 消えたセンチメンタル

東京都に次ぐ日本第二の都市人口を抱える現代の横浜市のイメージは4〜50年前とは可なり変化し、その昔はイノシシが出たと言う長津田、青葉台付近まで広大な住宅街を構成しております。 恐らく横浜市住民の大半は”港ヨコハマ”と乖離したニュータウン横浜市の…