[時事]  浜岡原発停止要請の結末!

管総理が無能力を露呈し、災害対策、外交、更には日本国の経済困難を助長する権力居座りを続ける!その姿は歴代総理を枚挙しても、探す事は出来ません。この首相を選出した民主党の責任も大きいものがあります。 特に民主党地方議員、党員による圧倒的な支持選出が主力でした。
では、この地方議員、党員の素性を垣間見れば自民党政権崩壊に驚愕し更には勝ち馬に乗る千載一遇のチャンスなりと参入した野次馬的な風任せの人達に過ぎないのでしょう。その風を吹かした元凶とは今日、管総理をバックアップしている朝日、毎日新聞のキャンペーンに行き着きます。この両新聞ともに未だに管総理の続投維持に汲々としておりますが最早支えようが無いのでは?。
では、朝日、毎日新聞は何故管内閣、民主執行部をバックアップするのか、?この風任せ政治家集団はもともと弁理士だとか、弁護士だとか会社員が、生涯所得を勘案して政治家に転向した軽い連中なのでしょうか?、大新聞のキャンペーンを世論とする事で政治指針としています。新聞社にとっては風任せグループの安定政権でも出来上がれば、日本国の政治イニシアティブを握れる夢を見ているのでしょう。
以前にもblogしましたが大新聞社が放送電波、新聞、出版とマスメディアを独占し、報道の自由の阻害、世論の操作など弊害をすでに流している現状を糊塗、維持するのには政権キングメーカー的な立場が理想なのです。…それがもたらす危機とは!日本国経済を支えるグローバルな製造業、商業を尻目に本来違法な再販制度を利用し特権的利益を追求するマスメディアが政治に影響力を行使すれば、日本国沈没の恐れは目に見えてまいります。……
さて、具体的に管総理が日本国凋落の引き金を引いたとされる中部電力に対する静岡県浜岡原発即時休止要請です。……
この性格破綻者管総理のペテン師(鳩山前総理の弁)の本領を発揮した一件ですが、福島原発事故を逆手にとり、権力に居座りたい一念に目が眩んだ世論目当てのパフォーマンスでした。先ず唐突の記者会見で決断ぶりを宣伝とは常軌を逸しております。
閣内討議、識者意見収集、将来展望など根回しするのは当然な事。…法手続き、今後の原子力行政、電力不足の関西波及、断層上に位置する他の原発との整合性、産業界に及ぼす影響など、重大問題に転化してまいりますと、途端に通産大臣の助言により中電に要請しただけだと、責任押し付けの厚顔無恥を発揮いたします。
この発言から惹起した危機の展開を列挙いたしますと、電力不足による製造業の国内空洞化の進捗は先日のトヨタ自動車の社長談として製造拠点として国内存続の困難を表明しております。 また安定電力を求め東北関東から関西にシフトした企業も更なる生産適地探求となれば最早外国となるでしょう。最も重大な事態は国内発電量の30%を占める原発の全面停止状態の可能性です。原発の定期検査による再稼動の同意は自治体首長に委ねられておりますが、現状からは不同意の流れが大勢なのです。あたかも沖縄普天間問題の沖縄県知事と国との軋轢の二の舞が全国の原発地域で始る兆候さえ出てまいりました。すでにグローバル化し過酷な国際競争下の製造業が電力不足の国内に留まる可能性は薄れてまいります。また過大な復旧投資をしても災害地の製造設備の操業は保障されたものでは無いかも。……日本国空洞化など社会問題の惹起は必然でしょう。
朝日、毎日新聞が主張するキャンペーンは”この災害対策時に総理退陣など政局は不謹慎”などと虚言を弄し自分たちの権益を守ろうとしておりまが……、一日でも長く総理の椅子にしがみつく管さんの政治能力問題とは別の視点、病理的メンタルヘルスなど考える段階かも!、その弊害の大きさには慄然といたします。……国民の力で、やっと極右政党自民党から開放されたのも束の間、民主党内は権力闘争のセクト主義が跋扈の結果が、菅総理では………日本の政治風土には失望です。!