事件事故

[事件事故][不条理] 福島原発事故(3)−3 足尾鉱毒事件との対比

前回では福島原発事故の影響が社会生活のインフラ、電力供給の不安定化と料金値上の話でした。 今回は明治、平成と100年程の隔たりがありますが、日本国の公害原点とも云われる足尾鉱毒事件から福島放射能汚染の今後の展望をしてみたいと思います。 驚く…

[事件事故][時事] 福島原発事故(2)−3 東京電力料金値上と福島原発事故

毎度の繰言で御座います、お聞き流しくださいまし!。…電気料金値上げ!の話題が賑っております。根源となった今回の震災を反芻する必要があると思うので少し長くなるかも知れません。……千年に一度の激甚地震と云われ、津波の猛威を目の当りに致しました。 …

[事件事故][地域] 福島原発事故(1)−3 原発事故とヒューマンエラー

雨が降れば天気は悪い、寒波が来れば冬に為ったと分っているのですが、やはり寒さには閉口します。…… 3月11日の東日本大震災から早くも9ヶ月、遅々として進まないのが福島原発の放射能汚染対策です。 震災当日福島原発の現場管理者、運転者の行動と炉心…

[事件事故] 江戸城外堀(3)−5  葛西船の残滓と赤坂紀尾井坂事件簿。

外堀通り、神田川御茶ノ水渓谷沿いを水道橋交差点へまいりますと、いまだに記憶に残るのは!…端(はな)から大変失礼かと存じますが、塵芥、屎尿を船に積込む清掃局作業所河岸の話です。 昭和40年代迄はこの神田川(外堀)は清掃局作業所の集中地帯でした。…

[事件事故] 海難(6)−6 ”京浜運河の第一宗像丸海難事故” 或るヒューマンエラー

お彼岸か!、なにか季節感がたりないな〜、オハギでも買って喰うか…… さて、東日本大震災に付随した東電福島第一原子力発電所の爆発事故災害は国内事情では済まされず、その影響は世界に波及してしまいました。 原発設計段階での地震、津波の知識不足か、故…

[時事]  浜岡原発停止要請の結末!

管総理が無能力を露呈し、災害対策、外交、更には日本国の経済困難を助長する権力居座りを続ける!その姿は歴代総理を枚挙しても、探す事は出来ません。この首相を選出した民主党の責任も大きいものがあります。 特に民主党地方議員、党員による圧倒的な支持…

[事件事故] 鉄道大事故 (1)−2  D51蒸気機関車暴走と三河島事故

現代でも熱烈な蒸気機関車フアンは絶えることなく多数存在いたしますが、私も昭和34年頃、山陽本線の徳山や北海道小樽で踏み切りを通過するC62蒸気機関車の巨体をなぜか甘い記憶として今でも残っております。…… 18世紀から19世紀に英国に興った産業…

大地震 福島第一原発 政治家

権力の座の死守が一義的な管総理にとっては政治とは『私の、私による、私の為の政治』、国民は不在な様子です。また『最小不幸宰相』を目指しているのでしょう。かれは得意げに「最小不幸社会」が目的などと文化性の乏しい無能表現で宣言をしております。日…

[寺社][地域][歴史]  巣鴨界隈(2)−2 四谷怪談、振袖火事由縁のお寺

被災地の苦労は一向に回復出来ず私達の心も沈滞するばかりです。ましてやf福島原発の対処も深みにはまるばかり、放射能汚染国日本の風聞が世界認識にならない事を願うばかりです。この期に及んで無念なのが政治資質を全く欠く権力指向一本の国家指導者です。…

[事件事故] 明治と維新の時代(5)−6 疑惑の女官達(孝明天皇急死事件)

前回の続きです。 公家岩倉具視の朝廷追放の経緯、経過を解明してまいりましたが。 孝明天皇の突然の逝去に関しては、その状況から毒殺死か病気死かが大きな問題として、延えん今日まで論じられてまいりましたが、帝の急死直後からの岩倉具視の行動を調べま…

[事件事故] 明治と維新の時代(4)−6 脆弱な歴史観《孝明天皇急死事件》

昔からの諺”勝てば官軍負ければ賊軍”などとよく使われた言葉ですが、尊王を掲げ勝利した薩長土肥と公家の連合軍の最大の目的、王政復古の根源を問われる事件が起っていたのです。 徳川幕府の末期、幕末時代の天皇は孝明天皇ですが、尊皇攘夷の風潮の時代とは…